いじめ?遊び?

先生とも話し合い、
どうしても駄目そうな時は幼稚園を休む事も選択肢に入れ、
毎朝、様子を見ながら通園していたのだが、

ある朝、幼稚園の門から中へ入ろうとすると、
1人の男の子が寄ってきて、
チビハルを門の外へ押し出そうとする。

男の子は、笑っている

ふざけているのかな…と静観したが、

チビハルは声を上げるでも抵抗するでもなく、
困惑の表情を浮かべたまま、
押されるがままになっている

嫌がっているな…

そう思った矢先、
見ていた年長さんの女の子が、
「ダメだよ!!」と一喝し、
男の子は一目散に教室へと逃げ込んで行った

女の子にお礼を言い、チビハルを送り届けながら…

からかわれたんだなぁ…
でも時にはこういう事もあるだろう…

そう気を取り直したのだが、

困った事にこの男の子は、
チビハルが登園して来ると、
わざわざ教室から飛び出して来て、
入れさせないようにグイグイ外へ押し出すようになった
毎朝、毎朝…

一応遊びの範囲とも取れるのだが…
「嫌がってるからやめてね」と声を掛けてみても、
実際どこまで注意していいものか…
なにぶん人様の御子息ゆえ…正直悩んでしまう。


3歳ではまだ障害に対する偏見がなく、
「ちょっと手伝ってあげなければいけない子」として、
普通に関わってくれると聞く。

だが周りの子はどんどん成長し4歳になった子も増えて来て、

不適切な表現だが、
「からかう事に面白みを感じる」子、
「みんなと違うヘンなヤツ」と認識する子も出て来ているのかもしれない。

一度この光景を先生が目撃した事があったが、
先生は笑いながら、
「あ〜、ダメぇ〜」と、同じようにその男の子をつついただけであった。

この対応を見ると、イジメのレベルには発展していないのかもしれない。

この男の子がチビハルに嫌悪感を持ってやっているのでは無いのかもしれない。

ただ、チビハルが嫌がっているのは一目瞭然で、
これも登園を嫌がるひとつの要素になっているのだろうか…


今は「疲れが見える」という幼稚園の計らいで、
皆よりお迎え時間を早くしてもらっている。

チビハルは毎日幼稚園で寝てしまうらしい。
もちろん疲れもあるのだろうが、
嫌な事があると目をつぶって現実世界から逃避し、
そのままコテっと寝てしまう特性があり、
それが出ていないとも限らない。

早お迎えになると
帰り際に先生と密な話をする機会が持てるので、
保育時間内にはどんな様子なのか色々と聞いてみる事にする。




今日も1人早くママに連れられ教室を後にするチビハルに、
子供達がバイバーイ!と手を振ってくれている。

その男の子は窓際に立ち、ジッとこちらを見つめている。

チビハルは少しうつむいて自閉っ子特有の逆さバイバイをし、

ママの顔を覗いて安堵の表情を浮かべ、足元にしがみ付く。



障害者をいじめる人間の心理について、
こんな記事を読んだ事がある。

「障害者は障害があるという事で、様々な恩恵を受けている。
贔屓され、困難な課題や役割も免除され、
問題行動をおこしても、我慢、許し、フォローを求められるのは健常者である。
福祉や手当で税金も使われている。
こんなのは不公平である。
この不公平を是正させるべく制裁を加えるのだ。
イジメという形で均衡を取ろうとするのだ」

もちろん、この記事の意見は少数派であろうし、
一つの分析に過ぎないのも分かっているのだが、

正直、読み終えた時は
こんな考え方もあるのか…と、
冷水を浴びせられたような気持ちになった。

幼稚園児の今はまだ、
幼い「からかい」に過ぎないが、
小学生くらいになると、
「自分達とは違う」
そう差別化する子も出て来るかもしれない。

そしてそれは中学、高校、社会人となっても、
頭を悩ませる問題であるに違いない…

誰も障害を免罪符として有効活用しようなどと思っている人は居ないだろう。

だが、私達にもっともっとわきまえて欲しいと望む声も、
またそうしなければ受け入れて貰えない現実も、
何処かには存在するのかもしれない…

この先の社会生活で、
今の幼稚園のように親身な先生達に恵まれるとは限らない…

やはりイジメ&差別問題は…
これからずっと不安として抱えて行くのだろう…

将来の事など前もって知ることはできないのだから、
あれこれ考えても仕方がない…
こういった問題は障害児だけに限定されるものではないし、
その場その場でぶつかって行くしかない…

そう言ってせせら笑う鬼が見えるようだが…

とりあえず、

この幼稚園での小さな出来事が、


序章とならぬよう、


今はただ願うばかりであった









ランキングに参加しています。
下記バナーをポチっとして下さると応援ポイントが入り大変励みになります。
どうぞ宜しくお願い致します。
にほんブログ村 子育てブログ 知的障がい児育児へ
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ

こちらのランキングにも参加しています。
もし宜しければ、こちらもポチりとして頂けますと、大変ありがたく存じます。




こちらのランキングもどうぞ宜しくお願い致します。


こちらのランキングもどうぞ宜しくお願い致します。
幼児
プロフィール

syurina

Author:syurina
Syurinaのブログへようこそ!
現在4才知的な遅れを持つ自閉症児チビハル。
ママと2才の妹コハナ、時々パパ。
描いてた未来は違ったけど
キミがいる「幸せ」は
いつもこの手の中にある

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
閲覧
現在の閲覧者数:
最新コメント
リンク
最新トラックバック
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR